僕は、そのままうつ伏せ状態になってしまう。 なぜだろう……、立つことができない。力が入らない。 全身に痛みが走るように。 でも、それだけじゃ無かった。 僕は自分の両手を見た。真っ赤に汚れていた。 ううん。汚れじゃない、自分自身の“血”だった。 「うそ。」僕は、疑うしかなかった。 これほど強力な魔法が、人を傷つけるように使われているなんて。 僕のおじいちゃんは小さかった頃に言っていた。