「ちょっと、ひどい怪我だよ。一体、何があったの?」 僕は言うと、 「ケケケ!探す手間が省けたぜ!」 なにか不気味な声がする。 すると、3階の図書室から窓の枠を片手で押え、そのまま1階に何も骨折もせず、無事に地面に着地する。 「え?・・・ちょっと、3階から飛び降りた?」 あれ、あの格好どこかで・・・? 「ウリッドはもう、動けないだろう!次はお前だリュウ。ウルフ、あいつを噛み殺せ!」 僕は、無防備だった。 すると、ウリッドは自分の最期の力を振り絞って、 「リュウ、ありがとな!」