ーーーーー 「ねえ、ボクも一緒に仲間に入れてよ」 「お前なんか仲間に入れるわけないだろう!?」 「魔物と会話できるんだろう?お前、魔物じゃないのか?」 「あっちいけよ!」 ーーーーー 僕は、真っ暗な空間で、何時間目を閉じていただろう。 何にも聞こえない。 僕は、一生懸命忘れようとしていたあの時の記憶を思い出していた。