『本当に、あの子たちを危険な目に合わせてしまうの?』 黒いマントの格好をした男性が 「……さすが、わが最優秀候補名だけあるな……レム」 そう、微笑んで電話帳から1件電話をかけ 「ああ、俺だ。悪いが、面白い“弱者(エサ)”を見つけたよ。ああ、きっと“あのお方”にも気に入ってもらえるだろうさ」 ……そう、弱者を死祭る儀式の生け贄にな。 僕は、その夜は寝付けない夜だった。 すごく夏のように暑くなく、涼しげな気温なのに。 僕は、すごく汗をかいていた。