お蕎麦びより





「じゃあ黙らせます」

「なにぃ強制だと!?」


ん?なんか曽良君の顔がだんだん近づいてきてる気が……。

か、噛まれる!?



「ひ、ヒィィィー!
やめて!噛まんといて!
松尾デリケートなんだから!」

「……はぁ?」

「だ、だからっ……」



──ちゅっ


唇に柔らかい感触。
まさかこれって……。



「わかりました?」

「え、えぇっ…?」


「つまりこういうことです。
黙らせると言ったでしょう?」



曽良君はそれだけ言うと、軽くお茶をすすった。