お蕎麦びより





「……芭蕉さん」

「!?」


曽良君の声がして、思わずビクッと体が震えた。


「起きてます?」

「う、うん……」


返事をすると、曽良君が布団を抜けて近寄ってきた。

なっ……殴られる!?


「芭蕉さん」

「んぅっ……!」


手首を捕まれ、強引にキスをされる。
こんなのは初めてだった。


「ちょ、待っ……ふぁ」


曽良君の舌が絡みつく。
私はただ、そのキスに溺れた。



「芭蕉さん…」

「曽良君……なんで…?」

「……」

「………」