「あの、曽良く……」 「早く行きましょう。 出遅れますから」 「えっ……」 私、そんなつもりじゃ……。 # # こんなことがあってから、私を完全無視って訳だ。 ぶん殴られる方がまだマシだよ……ぐすん。 「そ…曽良君……」 「……」 「あんなの冗談だよ。 ただ早朝のノリで…おぶっ!」 つまづいてコケる私。 これじゃまるで、私がふざけてるみたいじゃないか! 「ぐぅっ……」 無理やり立ち上がり、スタスタと歩く曽良君の背中を追いかける。