お蕎麦びより





「とにかく今日は安静に寝てないとダメだからねっ!
……それに君、あまり表情に出さないだろ?」

「………」



──僕の愛する人だから。



「私、まだうといから……。
つらいときは言って?」



ふいに、口づけをしたくなる。
貴方があまりにも愛しくて。



「芭蕉さん」

「え?」



──ちゅ


額に軽く口づけを残す。
芭蕉さんのポカンとした顔が、僕の目に映る。


「おやすみなさい、芭蕉さん」

「いっ…いきなりなにするんだこの弟子はっっ////
まったくもうっ!////」



一生、僕のものだ。










【end】