「優哉、負けたら焼肉奢れーー!」 「優哉ー!勝たないと飛び蹴りくらわすよ!」 うっせぇな、あの2人は。 「優哉!勝ったらなんか1つ願い事聞いてあげるーー!」 來未のその一言にニヤリとわらった。 『忘れんなよ………』 ボソッと呟いてバトンを受ける位置に着く。 「位置についてー、よーい パンっ」 けたたましい音のピストルが鳴り響き、一斉に走り出す皆。