その後は何も無く、俺等はボーッとしていた。 『俺、選抜いってくる』 「いってらっしゃーい」 來未がニコニコしながら手を降った。 俺は手を降らないが口角をあげてそのまま招集場所に行った。 「優哉頼んだぜ!」 そんな事を言いながらハイタッチしてくるクラスメイト。 それに応えてハイタッチしながら向かって、招集受けて始まろうとしていた。 「選抜の4走者目の人はーーーーーー」 呼ばれてその方に行って出番を待つ。 秋に近いのに、地球温暖化やらで物凄く暑い。 何もしなくても汗が滲み出る。