『ーーーー來未‼ 頑張れ‼』 気付くと、大声で応援していた。 來未はどんどん追いついて一位でゴール。 心の中でガッツポーズする。 「きゃぁぁあ‼來未凄い! 天才児!?」 『100が速かっただけだろ』 少し呆れた様に言いながら來未を見た。 拳をにぎりながら上に高々と上げる。 ………随分かっこいい事してくれんじゃねぇかよ。 俺はニヤッと笑った。