ーーーーーーーー 「や…ゅ………」 來未の声が小さく聞こえた。 『ん………』 小さく返事して起き上がる。 「先生が呼んでたよ。 私、先に屋上行くから。 先生のところちゃんと行くんだよ?」 來未は弁当2つを持ちながら出て行った。 俺は、來未に作ってもらってる。 來未の卵焼きは甘さが控えてあって好きだ。