そして、茶碗を春奈に渡した。 春奈は少し冷ましながら口に運んだ。 「おいしい・・・」 春奈は涙をこぼしながら、食べていた。 「泣くか、食うかどっちかにしろよ」 「うん。貴ちゃんって本当に優しいよね」 改まって言われるとなんだか恥ずかしくなった。 「何だよ・・・いきなり・・・」 「あっ!耳が赤い!」 「うるせぇ~。さっさと薬飲んで大人しく寝てろ」 俺は、薬を渡し寝かせた。 そして、春奈はこの15分後には眠りについていた。