マンションへ着くと、春奈の言った通りたくさんの報道陣がいた。 俺はこのままでは、余計に騒がれると思いパーカーの帽子をかぶり、おどおどせず逆に堂々として報道陣の間をすり抜けた。 初め、怪しい目で見られたが何も気にせずに堂々としていたら、騒ぎにはならなかった。 そして、なんとかマンションの中に入ることができた。 春奈のマンションはオートロックだったため春奈に言われた部屋の番号を押した。