俺は春奈の初めてのプレゼントがこんな物でいいものかと思ったが、春奈の嬉しそうな顔を見るとこんな物でもよかったと思うことができたのだ。 「ありがとう。貴ちゃん」 そう言って、春奈は携帯に付けた。 「どう?かわいい?」 「おう」 「また連れてきてね」 俺は少し照れくさかったが、いつかまた春奈を連れてきてやりたいと思った。