「お前、ホントに泣き虫!そんなんでママになれるのかよ?」 「なるもん!」 春奈はそう言ってみせた。 そして、ヒラヒラと桜の花びらが俺の手の上に落ちてきた。 その落ちてきた花びらを春奈の手の上に乗せた。 「お前はもうずっと1人じゃないから・・・3人一緒だ!」 「うん・・・」 俺は春奈を力強く抱きしめた。