お客で元春奈のマネージャーの田中さんがやってきた。 「いらっしゃいませ・・・あっ!」 「あの、このあとお時間ありますか?」 「はい・・・もうすぐであがるので待っていてもらってもいいですか?」 「はい、ではそこのファミリーレストランにいるので・・・」 俺は、何しに来たのか分からなかったが、正直会いたくなかった。 春奈への想いがより一層強くなりそうだったから。 そして、俺はすぐに田中さんの所へ向かった。