とりあえず、席に着いた。 「久しぶりね・・・・」 「あぁ・・・・」 俺はどことなく素っ気ない態度をとってしまった。 「そちらの方は?」 「俺の彼女」 そう言うと、春奈は軽く頭を下げた。 「そう・・・・」 「可愛い彼女さんね」 「あぁ・・・・」 結局、俺は母親に何も言うことが出来なかった。