「困るかな(笑)」
政康くんは、肩で笑う。
「政康くんさ。
なんか、ダイゴさんとヨリ戻せって言ってるようにしか聞こえないからさ…。」
私は、政康くんを見らずに窓の景色一点を見る。
「俺は、ダイゴとヨリなんか戻してほしくないよ?
でもさ。
梨花の本心が聞きたくて。
好きな人に幸せになってほしいのが男の本心って言うか…。」
ダイゴさんのことまだ好き?って聞かれると、好きじゃないって言うと嘘な気もする。
「じゃあさ。
男の本心で、私のこと幸せにしてね。」
「当たり前だよ。」
私は、ポケットの中からあるものを取り出した。



