政康くんは、私のパソコンの電源を入れる。 そして、茶封筒の中に入っていたものを取り出た。 「…。 これ…。 個人情報じゃない。」 パソコンに映し出されたのは、個人情報の山。 「これ…。 外に漏れたらヤバいよね。」 ニヤニヤして答える政康くんは悪魔のようで、いつもの政康くんではなかった。 「なんで…。」 「俺と交換条件しない?」