バイト生活の前にバイト探しの生活になっちゃう。


 忙しいに決まってるし

 お金もぎりぎりなはず。



「女に奢らせるなんてかっこわりぃーよ」

「今日のお礼がしたいんです」

「ふーん・・・体で?」

「な!違いますーっ//」


 こっちは真剣なのに・・・。


 ポンポンと頭を撫でる市原さん


 -きゅんっ..


「気遣ってんだろ?さんきゅーな。

 とりあえず、連絡先交換しよ?」

「あ、はいっ・・」



 なんだか、惹かれちゃう


 こーゆう人に弱いんだよ、あたし



 その後1時間くらい喋って

 市原さんとは別れた。


 帰り道、電話帳ばかりを眺めてた。


 市原さんの名前があることに

 素直に喜びを感じてる自分がいた。

 -変なの。