「スキ」って気持ち。

すると、あっくんが部室から



もどってきた。



「帰ろっか。」



「うん!」



外に出ると、もう真っ暗に



なっていた。



「あっくんって、クラス何組?」



一応聞いてみた。




「6組。お前は?」



「2組だよ。はなれてるね。」



「・・・お前って中学のとき何
 やってたの?」



「バスケ部だったよ。マネージャー
 じゃなくて、ちゃんと運動してたんだよ」


「じゃあ、明日朝練あるんだけど
 手伝ってくれねーか?」


「うん。いいよ。何時?」