メガネのあの子に気をつけろ!

私の手には、血の付いたカッターが
握られていた。

男の傷と刃の大きさが似ている。

私は、急いでしまう。

「あたしは…なにしてたの!?」

一人の女子が叫ぶ。

「この男を…金属バットで殴って、
カッターでさしたじゃない!
ふざけないでよ!悪魔嬢!」