夜・・・
ピーンポーン
こんな夜に誰だろ・・・

「はーい。どちらさまですか?」
「こんばんわ。隣に引っ越してきた暁です」
「はいっ!?」
「えっ!?」
いいいい今暁って言ったよね!?

どどどどうしよう・・・
「いっ今でますちょっと待ってください」

パタパタパタッ
ガチャッ-ーー

「やぁ(ニコっ」
「春にぃ・・・春にぃだぁ(ボロボロ」
「ただいま・・・華凜」
「うわぁぁぁん」

ぎゅぅーーー・・・

「・・・くそっなんで兄貴なんだよ・・・」

あたしたちが抱き合っているトキに
陵磨が怒っているコトにあたしたちは気付かなかった

「泣きやんだかい?華凜」
「う・・・ん」
「顔真っ赤・・・クスクス」
「なっ笑わないでぇ////」

もう相手が春にぃだと許しちゃうじゃんか

ポンっ・・・
「えっ?」
「可愛くなったな華凜」
ドキンッ
「・・・・///」
いきなりなんてゆうことを言うの・・・
「あれ?どうした?だまっちゃって」
「春にぃからかったの?」
「いや・・・本気だったケド」
ドキドキ
「もう春にぃ帰りなさい!!風邪引いても知らないよ!!」
バカッ春にぃのバカ
「怒ってるのに俺の心配ばっかりして
 昔と変わらないな華凜は・・・」
「バイバイ。春にぃまた明日ね」
「おう。また明日な」
あたしは家が隣だというのにすっごいいっぱい手を振った
春にぃはそれに負けじとたくさん手を振ってくれた

ほんと愛しいなぁ・・・

「・・・はぁ俺はなんとも言われてねぇのに
 兄貴ばっかりムカつく!!」

カシャンッ