ーーーーガバッ
わっな、何!?
「おはよ~華凜!」
「あっ未来かビックリした~おはよう未来」
ほんっとに未来ってば毎回あたしをビックリ
させやがって
まぁ未来らしくていいか
「ねぇねぇ華凜」
「何?」
珍しい真剣な声してる
「いつ名前きけばいいかなぁ?」
「へっ?」
ついなまけた声が出てしまった
そんなコト真剣に悩まなくてもよくね?(笑)
「へっ?じゃないよ!真剣に悩んでるんだって」
そんなの休み時間とかでいいんじゃないか?
「休み時間1年の教室行けばいいじゃん」
「おぉ~その手があったか!」
いやいやいやバカにもほどがあるぞ
天然すぎるだろ(笑)

キーンコーンカーンコーン
授業が始まった
未来とは同クラで同じ班
だから話せます
「かーりーんー」
「ん~?」
「お昼休み1年生のトコついてきて」
おぉ~そんなコトならお安いご用
「いいよ~♪」
「まぢ!?ありがと~♡華凜好きぃ~」
「うむうむ」
「はーい。今日の授業はここまで!」
という掛け声で皆が動き出す
「華凜行こう!」
「うん」
そして1年の校舎に着いた
わぁ~1年生の校舎だぁ久々
「華凜!あの子じゃない?昨日の子」
「へっ?どこどこ」
「ほらあそこ」
未来が指差した方を見たら昨日の子がいた
上から見ただけだからわからなかったけどあたしより
ちょっと背大きいんだ
まぁほんとにちょっとだけどね
他の子に比べたら小さい
「ねぇ未来」
「・・・・・」
あれ?
み、未来がいない・・・・
なんで?
あたしはずぅーとキョロキョロして未来を探した
ーーー数分後ーーー
ようやく未来を見つけた
「未来~!」
「あっ華凜!」
未来の目が輝いてる!
「名前わかったよ♪」
「おぉ!ほんと!?」
「うん!!」
やっとあの子の名前がわかる!
「あのねあの子の名前は「ねぇ、君たち先輩?」
何こいつら今いいとこだったのに!!!!
さっさと終わらせよ
「そうだけど?今お取り込み中だからまたね」
ーーーグイッ
「きゃっ!」
「華凜!?」
「ねぇ、名前、華凜っていうの?可愛い名前ですね」
「こっちの先輩は未来らしい」
ちょっなんなの!?未来が涙ぐんでる・・・助けなきゃ
「未来を離しなさいよっなんなのよいったい」
「可愛い人見つけたからこれはgetしなきゃなみたいな?」
「そうそう今俺たちは先輩の彼女がほしいんだ」
はぁ?こんなやつの彼女になるとかまぢ無理!