『━━━━‥それでは高校生活を楽しんでください』 長かった校長先生の話もようやく終わり 猫山笑美は自分の名前を呼ばれるのを 今か、今かと楽しみに待っていた。 校長先生が舞台から降り、マイクに向かって 喋っている先生が、マイクの方に行き 『━━‥新入生代表。猫山笑美』と 今でも心配そうな感じで言葉を発していた。 「‥‥はぁ~い」 楽しみに待っていたのにも関わらず あんな心配そうな感じで言われると テンションが下がったのかだるそうな声で 返事をして椅子から立ち上がる。