少しすると、先生の唇が離れていった。

「キス…上手くなったな、明日花。」


先生の一言に一気に赤くなる私の頬。

「今日はご褒美だから、お前の望み叶えてやるぜ?」


…私の…望み?
それは…

「それじゃあ私が先生に伝えたいこと…聞いてくれませんか?」


「あぁ、なに?」


先生にお礼を言おう。
そして…告白しよう。

「…先生、私に化学を教えてくれてありがとうございました。
先生のおかげで100点取ることが出来ました。

…先生…私…先生のこと…す…って…きゃっ!!」

好きと言おうとしたときに先生は私を床に押し倒していた。


「ちょ、ちょっと先生っ!?」

私は驚いて先生を凝視すると先生にまた唇を塞がれてしまった。
いつもと違う、激しいキス…


「…っんんっ…せん…」


先生が唇を離すと私の耳元で囁いた。