---ここは?

なんかにぎやかな声がする---


「…ん。」

私が目を覚ますと、教室の机に突っ伏して寝ていた

その机の上にはいつもの見慣れた封筒が一枚。
私はそれを手に取った。




『中村明日花様

次の相手は青山颯人です。

今回はゲームの記憶があると簡単すぎるものになってしまうので、

貴女様のゲームの記憶も消させていただきました。

それでは、がんばって下さい。』


…青山…くん…か。
そして…ゲームの記憶消された…とか…


「…ら」

ん?
なんか呼ばれたような…