*憧れの先輩と同い年のアイツ*

放課後になり、美加は約束通り竜也と待ち合わせていた。




校門のそばでしゃがんでいた美加に、竜也が駆け寄ってきた。





「美加、寒かったろ?まだ顔色悪いけど。」






色々とあったせいで、美加はひどく疲れ、顔色も蒼くみえる。






そんな美加を心配した竜也は、



「無理はさせないから。今日はゆっくり休んで。お楽しみは明日に取っておくから//」





と、何処にも寄らず、美加を家まで送る事にした。






美加は、竜也の優しさに胸が温かくなるのを感じた。