*憧れの先輩と同い年のアイツ*

「美加~!お見舞いきてやったよ」



よく聞きなれた声だった。


自分の名前を呼ばれ、ブレザーのボタンを掛けながら目線を移した。


そこにいたのは、息を切らせた有志であった。





「調子よくなった?」


『あ…うん、もう戻ろっかなって…』





有志の顔が見れない。



「良かったじゃん!美加いきなり倒れんだもんιすっげぇ心配で、チャイム鳴ってから走って来たんだぜ。由衣は次の授業体育だから来れないらしいけど。つーかまだ顔色良くないみたいだけど…」