*憧れの先輩と同い年のアイツ*

美加の目には楽しそうな二人の姿が映る。



『…あ、二人で帰るんだぁ…』



視界がぼやけてきて、立ち眩みがした。



『あたしには先輩がいるか…ら…』




必死に作った笑顔でそう言った後、美加は意識が遠くなっていくのを感じた。




次の瞬間…



―バタッ!!




「「美加!?」」



突然倒れた美加。



「有志、保健室運んだげて!!」


「お、おぅ!」




有志は美加を抱き抱えると保健室へ急いだ。