*憧れの先輩と同い年のアイツ*

話題にのぼっているのは美加だった。


しかし、いつの間にか有志と由衣ばかりが話している。


笑っている二人と、ただそこにいるだけの自分…





普段は美加と有志、もしくは美加と由衣といった組み合わせが多い。


三人が一緒にいることなんて珍しいのだ。



有志と由衣は、美加を通じる形で仲が良くなったのだから当然だ。


その為、三人でいることがあっても、美加を中心に話している事がほとんどだが、今日は違うのである。




二人が仲良く笑っているのを見ていた美加は、妙な疎外感を感じていた。





そして、追い打ちをかけるかのように、由衣は美加に尋ねた。






「放課後は先輩と帰るんでしょ?」