*憧れの先輩と同い年のアイツ*

そう、クリームパンの上で手が触れた相手は、美加が想いを寄せてる竜也だったのである。


美加の顔は、見る見るうちに真っ赤に染まった。


放心状態の美加。



ふと、まだ手が重なっているのに気付き、素速く手を引っ込めた。



更に顔が赤くなる。




すると、


「美加ちゃん…だよね?」


竜也が話し掛けてきた。