「うーのー俺んとこ来いよー
抱き締めてやるよー?」

『黙れ変態っ!!!!
愁でも抱き締めてろ!!!』

「なんで俺??!」

『なんとなくだ!!!!』



「いつもこんな感じなのか?」
「大体はね」

「ふぅ~ん…」

「クスクス
結局いつも、宇野が誰かのとこ行って終わるんだよ

まあ男の方にいくと抱き締められたりとかされるんだよー」

「…チッ」

「あははっ
だから言ったでしょ?面倒なことになるって」

「だからって、これは…


さすがにムカつく……っ」

「…宇野のこと、振ったくせに」

「おまえ、いい気味って思ってんのだろ」

「当たり前でしょ?
私の大事な親友傷つけたんだから」

「俺も今、結構傷ついた…」

「…帰るんだ?

て、ちょっと!!!!」


「宇野、借りるから」

『はっ??!私歌いたいんだけど…
すみません今すぐ行きます
だからそんな冷たい目でミナイデ…』