「僕は初めてなんで…よくわかんないっすけ…
――ピシッ
どぁあ!?」
部下Bのメガネのレンズに亀裂が走る。
「それっ!あ、よいしょっ!……どした?」
突然の奇声に部下Aが振り返る。
「なんかレンズにヒビが…って先輩っ!鼻血!」
振り返った部下Aの鼻から、赤い筋が一本。
「あ、あれ?やばいやばいっ」
慌ててテーブルの上にあるおしぼりに手を伸ばす。
――ポタポタッ
続けざまに聞こえた音と共に、部下Bが異変に気付く。
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