――――――・・涙引っ込む事多くなっちゃった。


なんて心の中で囁くと美姫さんが先に出て行ったのでその後ろを追いかけたのだった。



――――・・撮影所。


重い扉を開けると・・・目を開けていられないくらいの眩しいフラッシュや明かりに目を閉じてしまう。


「・・・莉乃ちゃん、目を閉じないで? みんな紹介するから」


と言われてしまったので目を細めながらも前を歩く。

周りを見るとみんな輝いていて綺麗だった。


―――――・・やっぱりわたしとは全然違うなぁ〜・・・。