「・・・別に・・いいよ・・・? 長谷くんになら・・・」


―――・・ドキンッ


「それって・・・俺の事「はーいっ!! そろそろ撮影始めるわよーっ!! ってあれ? お邪魔だったかしら?」


ニヤニヤする姉貴を交わして先に控え室を出る。

恥ずかしくて死にそうだったから。


はぁぁああ。・・・俺持つかな? 理性・・・。


先に出た俺は大きな溜め息して背中に感じる姉貴の視線を気にしながらも後ろを振り向かず、撮影所に向かったのだった。