【完】君の隣で愛を捧ぐ①

でも俺が微笑むと長谷川は今度は顔を真っ赤にして


「・・・〜っ!! ズルいよぉ〜・・・長谷くぅん・・・」


俺から目を逸らしてきた。

俺はちょっぴりイラついたので意地悪をしてみることにした。


「なにがズルいんだ? ちゃんと言ってくれないと分からないだろ? ほら、俺の顔見てちゃんと言って?」


俺は無理矢理そっぽを向いている長谷川の顔をこちらに向けて言ったんだ。

そしたらこれ以上に真っ赤になるかっていうくらいユデタコみたいになってしまった。