【完】君の隣で愛を捧ぐ①

男に群がられてイラついている姉貴の姿が。


―――・・ドカッ・・


俺は姉貴を触ろうとしていた男をまず殴った。


「・・・なにしてんだよ? あぁ゛!?」


俺は最高にキレていたので簡単に片付ける事が出来た。

ま、毎回簡単だがな。

こんな姿を長谷川に見せて怖がらせたくなかった。

嫌われたくなかったから控え室で見えないようにした。


「・・・姉貴大丈夫か?」


手をパンパンと払いながらも姉貴を気にかける。