【完】君の隣で愛を捧ぐ①

でも長谷川は真っ赤になって抵抗する。


「あ、あのっ!! 分かったからっ!! 顔近いからっ!!」


と言って俺から離れる。


―――・・チッ。可愛いかったのにな。


「俺ちょっとだけ姉貴助けてくるから俺が来るまでここでいい子で待っとけよ? いいなっ?」

「・・・う、うんっ!! 長谷くん、待ってるからっ!!」


可愛い事言ってくれるじゃねぇーか。


俺は急いで元いた場所に戻ってきて姉貴を探す。

すぐに姉貴を見つける事が出来た。