【完】君の隣で愛を捧ぐ①

「ブチのめすに決まってんだろうが・・・!!」


俺は殺気に満ち溢れていた。

そんな俺を見て姉貴は満足げに


「それでこそ“あたしの弟”よ。ちょっとだけ協力するわ。怖い弟ちゃんっ♪」


全然怖そうに思っていない、姉貴に頷く。


長谷川は俺がメイクを終わったと知らずにいるみたいだった。

それどころか、男達に困っていて気付いていなかった。