謎がとけたようなスッキリ感に満ち溢れている顔だった。


なにがよかったんだか。


なんて感じながらも長谷川の嬉しそうな顔に俺も嬉しくなったのだった。


「…あっ!そろそろ予鈴なっちゃうっ!」


急いで屋上から出ようとする長谷川の背を見ながら俺も後ろをついて屋上から出たのだった。