【完】君の隣で愛を捧ぐ①

さすがに柊真子もタジタジになっていた。

仕方ねぇーな。


「 わかったよ。屋上に行くぞ! 」


俺もさすがに鬼じゃないからな。

俺が言うと目を輝かせ、“ありがとう”とお礼をいい後ろをついてきた。

・・・・だが・・・・。

廊下を出るとチラチラと俺を見てヒソヒソと話し込んでいる奴らが多い。

多分俺がカツアゲとか暴力すると思ってるんだろう。

みんな顔が真っ青だった。


「 今度はどんな問題をつくるんだ? この学園をこれ以上悪くするなよな 」