【完】君の隣で愛を捧ぐ①

「 うるさいぞ、席を立つな。長谷。黒崎あそこの隣がお前の席だ。分かったか? 」

「 ・・・・はい 」


黒崎はセンコーにペコリと頭を下げて俺の近くに近寄ってきた。


「 ちぇ・・・。先生のせいで話の途中に邪魔されちゃったよ・・・。長谷くんも静かにしてよね? 」


柊真子は残念そうな顔をして俺を叱った。


――――・・ギロ・・・


俺は思いっきり柊真子に睨みつけた。