学園探偵1

「あぁ・・。さっきあった子だ」

まただ、フレンドリーの子に話かけられてしまった。

「ねぇねぇ、名前は??名前は何?」

「俺は、尚樹」

「俺はねっ、堂井雅耶って言うんだ。まぁーくんでも好きなように呼んで」

オネェかよって思ってしまった。


「じゃあ雅耶で」


「そう・・。はははっ、改めて宜しくね」


「うん・・。宜しく」

「じゃあ、入ってるよ」

「うん・・。」

「あははっ、なんか元気ないなぁ」


ホコリまみれた校舎の中へ入っていくと・・・。


そこにあったのは・・・。


「Bクラスの諸君。今からテストをする」

と書かれた一枚の紙切れだった。