「よし!それでお前らにやって欲しいことがある!」




「なになに?」


実希がたずねる






「それは……ボーカル出来そうな子、…いやもう誰でもいいから勧誘してこい!」







少しの間があったあとに裕貴が口を開いた




「無理だよ」








「なんで?」



実希がきく




「だって2・3年は大体部活入ってるし、1年の子は多分ブラスバンド部にいくと思う」


まあ予想だけどねと裕貴