「おーい起きてる?裕貴さん」





「……起きてるよ」



荷物を置きながら裕貴は言った




「ならシャッキリせい!」




「はいはい わかったわかった。……この際に言っとくけどお前も遅刻常習犯のくせして人のこと言えない」





「…あ、あらそうですか!そういうことばっかり言ってるともっとモテなくなるよ」




突然の反撃に負けたくないのか話を関係のない方向にもっていく実希