裕貴は続ける





「それに、こんなマイナーな部に入る子いないと思う。あと俺頭下げてまでボーカル欲しいとは思わない」








大輔は俯いた









すると実希が口をひらいた



「…そんなこと言ったらボーカルの話どっかいっちゃうじゃん」



続いてはるも



「うん。確かに部活に入る子探すのは大変だと思うけど、やれるだけやってみようよ!」





裕貴を説得するように言った