あの日から一週間がたった。



優梨は好きな人ができたらしい。



「野球部なんだって☆しかもね、１年生で一人だけベンチ入りしたらしいよ！！すごくない？？」


「へぇー！すごいね☆野球部って人数かなり多いんでしょ？」

「そうそう！さっすがマー君だ♭」

「マ、マー君！？そう呼んでるの？」

「そうだよ★小学校からそう呼ばれてるんだって！」

「そうなんだ。しっかり仲良しさんだね♪」

「へへへ♪毎日頑張って喋りかけてるんだあ！」

「なんかいいな♪うらやましいよ。」

「なんでよぉ。ただの片想いだし。それより遥は好きな人できてないの？？」

「う～ん‥居ない…かな。まだこれから♪」

「本当に～!?小学校の頃は好きな人居ない時期なかったのにね。」

「そんなことないよお～。まだまだ慎重に狙っていくの!!!笑」

「そ、そうですか‥笑。ま、できたら教えてよねっ★」

「うん!当たり前ぢゃん♪あ、また相談のるからね!!」

「ありがとっ♪じゃあまた放課後ね。」




好きな人…か。



考えないようにしようと思ってたのにね。