いないけどさ…そう言おうと思った
キトはひとつ思いつき

「は…はぁ!?お、俺にだって…
 好きなヤツはいるさ!将来を
 約束した女さ!

執事は驚きました。いるわけが無いと。

「ほう。どんな方でしょう」

「だ、誰でもいいだろッ…。
 とにかくそーゆーわけだから三つ葉の
 姫だかなんだかしらねーけど
 お見合いはナシにしてくれ」